Friday, September 29, 2017

簡牘が描く中国古代の政治と社会

Editors:
藤田勝久(Fujita Katsuhisa )・關尾史郎 (Sekio Shirō )

Publisher:
汲古書院

Publication Date:
September, 2017




Table of Contents:

はしがき 藤田勝久

中国古代の情報システムと社会――簡牘から紙・木簡の選択―― 
藤田勝久

王位の継承から見た周の東遷――清華簡『繫年』を手がかりとして―― 
水野 卓

商鞅県制の推進と秦における県・郷関係の確立
――出土史料と伝世文献による再検討――
孫 聞 博(吉田章人・關尾史郎訳)

青川郝家坪秦墓木牘補論
廣瀬薫雄

秦統一後の法令「書同文字」と古代社会における「吏学」について
  ――里耶秦簡の公文書を中心として――
蔣 非 非(畑野吉則訳)

秦簡に見える私的書信の考察――漢簡私信との比較――
呂 静・白 晨(塩沢阿美・畑野吉則訳)

漢代辺郡の文書逓伝と管理方式
畑野吉則

湖南長沙走馬楼三国呉簡の性格についての新解釈
侯 旭 東(永木敦子訳)

走馬楼呉簡に見える郷の行政
于 振 波(關尾史郎訳)

漢晋期における士伍の身分及びその変化――出土簡牘資料を中心として――
蘇 俊 林

出土史料からみた魏晋・「五胡」時代の教
關尾史郎

出土史料のテキストならびに略号一覧    
あとがき(關尾史郎)

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